マイクロメセナ MICRO MECENAT

マイクロメセナ

マイクロパトロンクラウドファンディングシステム
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concept

「小豆の生活」
マイクロメセナで好評を博した「小豆の生活」が帰ってきました!
壊れて使われなくなった思い出の品や、日常的に愛用している雑貨など、あなたにとって大切な私物を
お持ちください。アズラー(AZURER)クリエイティブディレクターの境貴雄が、私物の表面に一粒一粒、
精魂込めて小豆の埋め尽くし、世界にひとつだけの「小豆の作品」として蘇らせます。

さあ、はじめよう、小豆のある生活を。

price

価格:10,500円(税込)から  小豆埋め尽くし範囲 5cm x 5cm
小豆の作品化、完成作品のオリジナル写真プリント(作家サイン入り、額装込)


●下記サイズによって価格が変動します
小豆埋め尽くし範囲 10cm x 10cm  21,000円(税込)
小豆埋め尽くし範囲 15cm x 15cm  47,250円(税込)
小豆埋め尽くし範囲 20 cm x 20cm  84,000円(税込)

※小豆の素材は紙粘土です。本物の小豆ではございませんので腐ることはなく、半永久的に作品を所蔵することができます。
※小豆は耐水性ではございません。私物の選択に関しては、水に濡れる恐れがあるものは避けてください。
※制作期間は作品の形状や応募状況により変わります。完成までに最大1ヶ月程度のお時間が必要であることをご了承ください。
※ものの本来の機能が失われる場合がございます。ご了承ください。
※ものによっては、受注できかねる場合もございます。詳細はご相談ください。

artist

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kakosakuhin



Ticket

「展覧会のチケット」(会社の受付嬢、女性、日本人)

彼女は某会社で受付嬢として働いているそうです。
ある日、受付にいらしたお客様が「これから展覧会に行くんです!」と言って帰っていきました。 実は彼女、その展覧会のチケットを2枚持っていました。 そして、スケジュールの都合で彼女自身は展覧会に行けないことを知っていました。 ところがその時、とっさにお客様を呼び止めて、チケットを差し上げるという行動につなげることが出来なかったそうです。 彼女はその出来事を悔やみました。「私は一石三鳥みたいなことが一番好きなんです。 あの時チケットを差し上げていれば、お客様は喜び、チケットも無駄にならず、私も嬉しいという、ひとつで三度美味しいみたいなことが実現できたはず。 しかし私が躊躇したため、チケットがただの紙切れになるという一番無駄なことをしてしまいました。とても残念な思いでした。」と語りました。 その出来事から数ヶ月、同じ過ちを起こしてはならないという教訓から、すでに期限切れとなったそのチケットを捨てずに保管していたそうです。
そんな彼女の想いを受けて、チケットの展覧会タイトルの文字に小豆を託しました。 ただの紙切れとなったチケットが作品として生まれ変わることで、彼女の未来にエールを送りたいと思います。



omikuji

「おみくじ」(個人事業主、女性、日本人)

今年の春頃、ある出来事で傷心していた彼女は、ずっとウジウジして煮え切らない日々を送っていたそうです。
そんなある日、たまたま女友達と日光へ旅行することになりました。 そして、観光名所の日光山輪王寺でおみくじを引いたのです。なんと結果は大吉。 彼女は大喜びしてテンションが上がり、それがきっかけで気持ちも吹っ切れ、心も癒され、その後はとても楽しい旅行になったそうです。 彼女はこれも何かの縁だと感じ、そのおみくじをお財布にしまって、常に持ち歩いていました。
おみくじに書かれている「華菓応時鮮」とは、「花は満開の時期、果実なら熟して食べごろ」という意味です。 僕はこの文章からイメージを膨らまし、今がまさに満開の時期であるならば、その満開が永遠に続いてほしいと願いを込めて、小豆で花を咲かせてみました。 彼女の小豆は永遠に咲き続けることでしょう。





sun glasses

「壊れたサングラス」(アートディレクター、男性、日本人)

5年ほど前に友人から譲り受け、日常的に使用していたというお気に入りのサングラス。しかし先日、かばんの中に入れていたところ、金具のジョイント部分が折れてしまい、壊れて使えなくなってしまったそうです。修理するべきか、新しいサングラスを買うべきか、悩んでいたタイミングで今回のマイクロメセナの企画を知り、壊れたサングラスの作品化を決意されたようです。 彼からサングラスを預かり、サングラスについてのエピソードを聞いていく中で、自然と完成のイメージが湧いてきました。「本当はまだ使いたいんだけどなぁ」という彼の本心を感じ取った僕は、金具の代わりに小豆でサングラスを修理することにしました。
ワンポイントで小豆が装飾されたサングラス。もちろん普通に使用できます。なんてお洒落なんでしょう。ただ、残念ながら曲げることができないため、収納には苦労しそうです。。苦笑



fasion accessory

「新品のアクセサリー」(大学院生、女性、日本人)

今回、彼女から手渡された私物は新品のアクセサリー。てっきり使い古された私物や、思い入れの深い私物を持参してくるものと思い込んでいた僕はとても驚きました。なぜ新品のモノを選んできたのか理由を聞いてみたところ、彼女は「こんなモノに小豆を付けてほしい!」という具体的なイメージを頭に浮かべ、そのイメージにぴったりのモノを探し回ったそうです。そして見つけてきたモノが、このシルバーのアクセサリーでした。シンメトリーの三日月型で、表面には細かく叩いた痕が。
どのように小豆を付けようか悩みましたが、奇抜なデザインではなく、アクセサリーとして日常的に身に付けられるミニマルなデザインにしてみました。最小限の小豆の数に絞り、規則的な配置にしたところ、偶然にもミニマリズムの巨匠カール・アンドレの代表作『Copper Magnesium Plain』(1969)や、クラウトロックの大御所マニュエル・ゲッチングの代表曲『E2-E4』(1984)のレコードジャケットを連想させるようなデザインに仕上がりました。まさにミニマル。ちなみにマニュエル・ゲッチングはアズラーです。



coral

「サンゴ」(アーティスト、男性、日本人)

このサンゴの持ち主は某人気アーティストです。実はかなり昔から交流があり、彼が企画した展覧会に出品したこともあります。2011年にロンドンのギャラリーで開催されたグループ展でも一緒に参加しました。そんな彼に作品のディティールをまじまじと観察されることを考えると、ちょっとドキドキしますね。小豆の付け方はすべて僕にお任せだったので、気を引き締めて制作しました。
このサンゴは2年くらい前、友達と沖縄へ旅行した際にビーチで拾ってきたそうです。普段からサンゴを集めており「このサンゴの形に小豆を付けたら面白いかなぁ~と思って」と選んでくれました。
初の自然物ということで、ますはじっくりと観察してみることに。すると不規則な形状の中に、内側と外側の構造があることを発見。サンゴの不思議な形を活かすように、外側の面に小豆を埋め尽くしました。その結果、なんとも得体の知れない物体に。何だかサンゴの白色が洋菓子のクリームにも見えてきて、和の小豆と融合した新しい和洋菓子みたいで美味しそうに感じてしまいます。あっ、それって偶然?それとも必然?



Knit-pin

「ニットピン」(デザイナー、女性、日本人)

彼女は以前アズラーになって頂いた方なので、僕の活動をよくご存知です。今回の企画をスタートする前から「小豆のグッズがほしい!」と願っていたそうで、当初は帯留や簪など、身に付けられる和の小物がいいなぁと思っていました。そして、身に付けた小豆をお友達に見せて「えぇ~何これ~!!」と驚かせたいんだそうです。しかし、着物を着る機会は少ないため、普段から気軽に使えるモノにしようと考え、ニットピンに小豆を付けることに至りました。
ニットピン自体は小さいので、小豆の存在感を強調するべく、大盛りにしてみました。小豆の部分はピンから取り外しが可能。様々なファッションと小豆をコーディネートして、「えぇ~何これ~!!」「これ、小豆なんだよ~!!」という奇想天外な小豆トークを繰り広げて頂ければ幸いです。



earthenware

「陶器の置物」(主婦、女性、日本人)

遠方にお住まいの主婦からお預かりした私物は、陶器で作られた置物でした。30年くらい前に自宅の増築祝いでご友人からプレゼントされ、ずっと屋外に飾ってあったそうですが、小豆を付けて新たな魂を宿すことになりました。とても古いモノですが、外見は新品のように綺麗です。
なぜ増築祝いにこの置物を頂いたのか理由は分からないそうです。2羽のアヒルが印象的なデザインなので、アヒルの身体を小豆で埋め尽くすことにしました。光沢のある陶器の質感は、小豆の艶と相性バッチリ。最初からこんな置物だったんじゃないかと錯覚してしまうほど、バランス良く融合しています。頭だけ出してあげましたが、たくさんの小豆に包まれて暖かそうです。





camera

「壊れて使えなくなったフィルムカメラ」(サービス業、女性、日本人)

彼女の大学時代、友達の間で写真を撮ることがブームになったそうです。写真好きの叔父にねだり、入学祝いとして譲り受けたフィルムカメラNikon FE。結局、大学時代はあまり使用せずにずっと保管していたようですが、4年ほど前から再び写真を撮りたいという衝動に駆られ、この眠っていたカメラを引っぱり出してきました。主に撮るのは日常のスナップショット。
そんなある日、シャッターが壊れて使用できなくなってしまいました。修理に出してみましたが、古いカメラのため部品の在庫がなく修理不能に。大学時代から所有していたこともあり愛着がありましたが、使えないカメラを保管しておくよりも新しい役割を与えてあげたいと考え、小豆を付けることを決意したそうです。
僕は最初、カメラ本体に小豆を付けることに戸惑いを感じましたが、せっかくなら壊れたカメラだからこそ付けられる箇所にしたいと発想転換し、思い切ってレンズマウントに小豆を埋め込みました。写真業界の方からお叱りを受けそうな作品ですが、カメラの内側から小豆が湧き出てくるような奇抜なイメージを完成させることができました。



iPhone

「画面が割れたiPhone」(団体職員、女性、日本人)

2年ほど前の出来事です。実は彼女にとって初めて手にした携帯電話がiPhoneだったのですが、そのiPhoneを紛失してしまいました。どこで紛失したのか分からず、歩いてきた道を戻って探し、警察にも紛失届を提出しましたが見つからず。3週間くらい携帯電話を持たない生活が続きました。もう見つからないよなぁと諦めて新しいiPhoneを購入したその矢先、見つかった!との連絡が。警察署まで取りに行ったところ、残念ながら画面のガラスが割れて無惨な状態だったそうです。
しかも更に驚きの事実が。なんとiPhoneを探し出したのが3歳の男の子だったのです。その子の父親から詳しく事情を聞いたところ、その子にとって生まれて初めて良いことをした記念の出来事だったそうです。それを聞いた彼女はお礼に、男の子が大好きな玩具をプレゼントしてあげました。
そんな良くも悪くも思い出の詰まったiPhoneに、小豆を付けてほしいと依頼されました。とてもシンプルなデザインなので付ける箇所は限られましたが、やはり割れた画面を主役にしたかったので、偶然によって生まれた亀裂の形を囲むように小豆を埋め込んでいきました。ホームボタンだけは残しておいたので、辛うじてiPhoneだと認識できると思います。

liberty

「自由の女神像」(イベントプランナー、女性、日本人)

彼女は1年半前、ニューヨークで結婚式を挙げました。そして、昨年末に再びニューヨークを訪れ、結婚式を挙げた教会や思い出の地をまわり、お世話になった方々との再会を果たしてきました。「ニューヨークは第二の故郷であり、新たな人生の出発点なんです。そのニューヨークのシンボルである自由の女神像に、魔除けの意味を持つ小豆を付けてもらうことで、自分にとっての守り神にしたいと思ったんです」と彼女は語りました。お土産として様々な種類の自由の女神像が売られていたそうですが、今回のために少しチープな女神を選んできてくれました。
右手にはたいまつを掲げています。大量の小豆によって更に大きな炎を燃やすことで、守り神としての崇高さと力強さを表現しました。彼女の家庭にとって、これからは小豆の女神が魔除けになってくれることでしょう。





drawer drawer

「引き出し」(ギャラリスト、男性、日本人)

以前から親交のあるコンテンポラリーアートのギャラリストから受け取った私物は、なんと引き出し。見た感じはかなり使い込まれており、表面には白いペンキが塗られています。どのような用途で使用していたのか聞いたところ、所有している立体作品を収納していた飾り棚の引き出しなんだそうです。しかも今回の作品化を機に、小豆専用の引き出しにして頂けるとのこと。若干ハードルが上がりました。
とにかく表面積が広いので、どの箇所に、どのような形で小豆を埋め込んでいこうか悩みましたが、引き出しとしての機能性は損なわず、内側と外側を繋ぐ造形にしてみました。取っ手の奥から小豆が湧き出てきて、今にも滴り落ちそうです。引き出しを開けてみると、中にも小豆が細胞のように増殖しています。
小豆専用とは言って頂きましたが、ちゃんと他の作品も収納できるスペースを設けました。小豆と同居させてあげてください。



drawer

「帯留めと帯飾り」(主婦、女性、日本人)

日常的に着物を着る機会が多い彼女は「着物は自分の中でのおしゃれ着なんですよ!」と語ります。最近はウールやポリエステルなどの素材で作られた気軽に 洗うことのできる着物もあり、何枚も持っているそうです。その着物のアクセントである帯留めと帯飾りに小豆を付けることになりました。
小豆は縁起物という理由から、帯飾りの紐は金色に。吉祥結びも彼女のお手製で、アジアンノットのウェブサイトを見ながら結んでくれたようです。
帯留めは小豆がドロッと垂れるイメージ。帯飾りは吉祥結びの形に合わせて、花のようなデザインに仕上げました。着物に付けた瞬間、小豆は輝きを増すことでしょう。



drawer

「赤ちゃんの靴」(美術館スタッフ、男性、日本人)

12cmのとても小さな靴。都内某所の美術館でガイドスタッフとして働く男性からお預かりした私物です。彼は2人のお子様のパパ。上の子(4歳の男児)が生後11ヶ月くらいから履き始めた靴で、実はパパが初めて買ってあげた子供の衣料品なんだそうです。そして、数年後に下の子(1歳の女児)が誕生した際も、最初にこの靴を履かせてあげました。靴の後ろにはしっかりと油性マジックで、2人のお子様の名前が書かれています。上の子は歩き始めてから履かせましたが、すぐに足が大きくなってしまい履けなくなったので、下の子には歩き始める少し前から履かせていたそうです。
世界に1つしかない貴重な私物に、小豆を付けさせて頂けるとは非常に光栄なことです。靴に書かれた名前や、素足が触れていた靴の内側はそのまま残しておくべきだろうと判断し、外側のデザインに合わせて、装飾的に小豆を埋め込みました。とても可愛いらしい作品に仕上がったと思います。この先、2人のお子様が小豆の靴を眺めながら成長していくことを想像すると、とても感慨深いです。